wad.


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るうのカフェめぐり、大阪篇。


オフの大阪最終日は、

横浜のうつわ屋さん、apt #207のMariちゃんに教えてもらったカフェ

心斎橋のwadさんへ。

うつわと日本茶の専門店です。


運良くカウンター席に座ることが出来、

店主の小林さんがお抹茶をたててくださいました。

お茶碗は、棚にあるものから自分で選んだもの。

みっつのうち、わたしが選んだのは、どれでしょう。



久しぶりにいただいたお抹茶。

一緒にいただいたのは、玄米のかおりと食感も楽しめる小豆の最中。

これがまた、美味しくて!


わたしが選んだのは、こちらのお茶碗でした。

なんと、フランスの作家さんがつくったものなんですって。

だから(畳に置く文化がないので想像しにくいのか)高台の部分が低かったりするそうなんだけれど

妙に愛着のあるうつわ。

じつは、こんなことを言うのも変だけれど、

棚に並んでいるのを見てもすごくかわいいなあ!とおもったわけではなかったのだけれど

なんだか、妙にこの色合いとか感じが、引っかかって、気になって、

うつわをお願いする間際の土壇場になって、やっぱりこれ!と選んだのでした。

ご一緒した友人に、わたしっぽいと言われ、

きみはわたしっぽいのかあ、としげしげと眺める。


お隣の白蜜氷さん。

期待以上にすてきな空間に、

まったり居座ることを決め込んだ私たち。

かぶせ煎茶をいただくことにしました。


お煎茶は、一煎目と二煎目、それぞれのぐい飲みを選んで淹れていただくことが出来ます。


わたしが選んだのは、このふたつ。

これは直球直感で、今、かわいい!とおもう、好きなかんじです。



一煎目はぬるめのお湯で。

最後の一滴までしっかりと淹れきります。

お茶というよりも出汁のような味で、おもしろかった。


伊賀焼のこちらのぐい飲みには、

本継に、金の彩りがほどこされて。

二煎目、三煎目とすすむにしたがって

いわゆる“お茶”を飲んでいるという感覚になってゆく、かぶせ煎茶。

わたしは日本茶については全くわからないけれど、

もっと深く知りたくなりました。


急須や茶漉し、豆皿のバランスもみな美しく、

ばらばらなのに調和している、

ひとつひとつが違う呼吸をしているけれど、

おなじ部屋に座している、そういうかんじがして、

とても心地よかった。


最後には、なんと茶葉をおひたしにして食べることが出来るんです。

27歳でお店をはじめられて

8周年をむかえるというwadさんでは

来月、お茶会がひらかれます。

“現在想ふ、一期一会の茶会”。

日本の侘び茶の文化、インドのチャイの文化、

現代における一期一会、

小林さんからすこしお話を伺っただけでも、

これは絶対におもしろい!!とびびびときて、

その場で予約してしまいました。



物事にはかならず、いくつかの面があり、

そっちからじゃ見えないこっち側があり、

単純にひとつの物差しでは測れないもの。


一見分かりやすそうな空気に呑み込まれずに

自分の頭で手で足で目で耳で、

ほんとはなにかを探し当てたりしたいんだよなあなんて

ぼんやり夢想しているちいさな自分が、いるわけです。


一期一会って、

なんだろう。

わたしは、それを本当には知らないから。


たのしみです。


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