、たい。


中高を過ごした母校が舞台となったNHKの朝ドラ 『花子とアン』

その主人公を演じた吉高由里子さんのインタビュー動画を見ました。


変わらない母校の様子に懐かしいきもちと

それ以上に印象に残った、吉高さんの言葉。


「学生の頃は何もしなくても勝手に明日が来たけれど

大人になったら自分から明日に向かっていかないと

立ち止まったままなんですよね。

進めていないっていうか。

だから今は自分から明日を迎えにいかないと

ずっと置いていかれちゃって年越せなくなっちゃう」

吉高由里子ってこんなに豊かで真面目な人だったのね。


 
いったいわたし、この人生で、

というか、

大げさな言い方になるけれど、

この命を使って、なにがしたいのかって

毎日のように、あたまのなかの手帖をひらく。

そういう風に言うと、

「若いね」と言われることがあるけれど

そうじゃなくて、本当は逆で

吉高さんが言う通り、

もっと若い頃は、何もしなくたって進んでいたし

時間よりも自分の方が、走るのが速かった。

でも、今はそうじゃないから

自分で動かなきゃ時間に置いてかれて

鏡を見て、初めて呆然とすることになるから。



Rosebudに身を置いていると

いつでもいつまででも花に触れていたくなるし

花のそばにいたい。

よく生き、よく暮らしたい。

それから、それから。


親指をぎゅっと隠して

掌を握りしめ走っているつもりでも

ふと、指をほどけば空っぽで

爪痕だけが鮮明で

驚いて足が止まっちゃう。


もやもやしている時間も勿体ないと焦りつつ

もがく時間も大切なのだとなだめつつ

脳みそも街もまどろむ。


なんだって ひとりで乗り越えなきゃならない、

どこにいたって、

そりゃそうだ。

当たり前だ。


***

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