ねむる詩人へ。


11月11日、

日本ではポッキーの日♪ですが

フランスでは祝日。

もちろ んポッキーの祝日ではなく

世界大戦の戦死者を悼む日のようです。

マダムによれば

当時、夥しい数のフランス人がまるで羊のように戦死し

フランス中のどんなに小さな村にも

戦死者の名前が刻まれた

慰霊碑(モニュメント)が建っているのだとか。


祝日は、基本的にどこもかしこもお休みなのですが

ふと、思い立って

ご近所のペール・ラシェーズ墓地へ行ってみました。

もちろん年中無休。

いくら近いとはいえ、

きっと行くことはないだろうと思っていたのですが


そういえば、エリュアールもペール・ラシェーズに眠っていたはず。

と思い、てくてくと。



敷地面積43ヘクタールと言われてもピンと来なかったのですが

これが想像以上に広かった…。

エリュアールのお墓は入り口から最も遠い対角線上にあったため、

歩きにくい石畳を30分ほどかけて歩きました。


広すぎて、敷地内には案内板がいくつも。

そしてそこに群がる人々。

迷子続出です。

墓地で迷子だなんて、

日本で考えたら肝試しでしかありませんが

ここには、 怖いとか陰鬱なムードは一切なくて

まさに眠っている人を訪ねてくるという感じ。

故人に対して、より親しみをもっている感じがしました。


ようやくたどり着いたエリュアールのお墓は、

いたって簡素なもの。

先日Rosebudへいったときにみぎわさんがくれたラナンキュラスを

束ねて捧げてきました。
(エリュアール様、使い回しですみません。)

彼の詩が、巡り巡ってわたしをパリに連れてきたのです。

ありがとう。

***

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